【3月14日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2019)は13日、グループステージ第2節が各地で行われ、グループGでは浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)が0-0で北京国安(Beijing Guoan、中国)と引き分けた。

 浦和は、終始試合の主導権を握られたものの、ホームの北京はセドリック・バカンブ(Cedric Bakambu)がことごとくチャンスをつぶした。

 スペイン1部リーグのビジャレアル(Villarreal CF)で105試合に出場して47得点を挙げた後、約1年前に北京に加入したバカンブは、前半の4分間で3度の好機を逸した。バカンブは浦和のGK西川周作(Shusaku Nishikawa)をかわしながら放ったシュートで最悪のミスを犯し、タッチが厚く角度がつきすぎて枠をとらえられなかった。

 その後も北京はシュートが枠に阻まれ、アディショナルタイムにはバカンブがついにネットを揺らしたかに思われたが、これはオフサイドと判定された。

 北京はシュート20本を放ち、そのうち4本が枠内だったが、浦和の枠内シュートはゼロだった。

 同組ではブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)が1-0で2016年大会王者の全北現代モータース(Jeonbuk Hyundai Motors、韓国)を退けている。この結果浦和が勝ち点4で組首位に立ち、初戦で全北に敗れた北京は勝ち点1で最下位となっている。

 一方グループHでは、川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)が1-0でシドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)を下し、今大会初勝利を挙げた。

 初戦で上海上港(Shanghai SIPG、中国)に敗れていた川崎は、83分に齋藤学(Manabu Saito)が決勝点を挙げた。

 その上海上港は同日の試合で蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)に0-1で敗れ、グループ首位から陥落している。(c)AFP