【3月13日 AFP】18-19フランス・リーグ1は12日、第18節の延期分が行われ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でショッキングな決勝トーナメント1回戦敗退に終わったパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は、4-0でディジョン(Dijon FCO)を下し、国内タイトルへの歩みを再開させた。

 前週マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に1-3で敗れ、アウェーゴール差で3シーズン連続の決勝トーナメント1回戦敗退に終わったPSGは、選手に3日間のオフを与え、この日は衝撃的な敗戦から初となる公式戦に臨むと、マルキーニョス(Marcos Aoas Correa “Marquinhos”)、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)、エリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)がゴールを決めて快勝を収めた。

 この結果、チームは1試合消化が少ない状態で2位リール(Lille OSC)との勝ち点差を17に広げた。この他にも、PSGは4月に準決勝が行われるフランス杯(French Cup 2018-19)にも勝ち残っており、国内2冠が狙える状況にあるが、クラブは欧州制覇を最優先事項に掲げてきただけに、国内でのタイトルはさほど意味を持たない。

 それでもチームを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は「チャンピオンとして立ち直れるというところを見せるための最初の一歩だったし、よく立ち直った」「まだ目標が残っているし、リーグとカップ戦を勝ち取りたい」と話した。(c)AFP