【3月12日 AFP】フランスの警察筋は11日、パリの警察本部で銃を使ってふざけていた男性警官が誤って20代の女性警官を射殺したと明らかにした。

 事件は10日にパリ北西部にある司法警察本部で発生。警察筋によると男性警官は建物の入り口付近で銃を使ってふざけていたところ、同僚の女性警官の頭部に発砲した。男性警官は停職処分となり、現在拘束されているという。

 警察の組合の報道官はラジオ局フランス・アンフォ(France Info)の取材に対し、警官2人がふざけて銃を抜く練習をしていたと説明。また、銃を抜く練習は射撃練習場でしか認められていないという。(c)AFP