【3月12日 Xinhua News】旧暦の2月2日に当たる3月8日、中国四川省閬中(Langzhong)市老観(Laoguan)古鎮で町の女性が刺しゅう靴を披露し美しさを競う年一度の民俗行事「亮花鞋(リャンホァシエ)」が行われた。

 旧暦2月2日は中国で伝統的な祝日「竜抬頭」(竜が頭を上げる意)とされ、老観鎮では「女性の日」でもある。地元の女性たちは農作業を休み、新しい服と刺しゅうが施された靴を身に着けて会場へ向かった。若い女性たちは「亮花台」と呼ばれるステージに一列に並び、自分の刺しゅう入り靴を披露。審査員が優勝者を選出した。優勝者は司会者や他の女性たちに囲まれながら古鎮を巡り、最後に広場で「亮花鞋」の踊りを披露して、新たな年の安定した天候や人々の無病息災を願った。(c)Xinhua News/AFPBB News