【3月12日 AFP】(写真追加)南米ベネズエラの野党優勢の国会は11日、野党指導者で暫定大統領就任を宣言したフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長の提案を受け入れ、4日目を迎えた全国的な停電が「全面的な災厄」を引き起こしたとして「国家警戒態勢」を宣言した。グアイド氏は、ベネズエラ危機の解決に向け、「国際的な協力」を求めている。

 一方、同国のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は11日、停電の影響で学校や職場の閉鎖をさらに24時間延長することを決定した。ホルヘ・ロドリゲス(Jorge Rodriguez)通信情報相が明らかにした。マドゥロ氏が閉鎖の延長を決めたのは、7日夜に大規模な停電が始まって以降2回目。(c)AFP