【3月11日 AFP】リオデジャネイロ五輪の自転車トラック競技、女子チームパシュートで銀メダルを獲得したケリー・カトリン(Kelly Catlin)選手が死去した。23歳。米国自転車連盟(USA Cycling)が10日、明らかにした。自殺と報じられている。

 カトリン選手は2016年から3年連続で世界選手権優勝を飾った米女子チームパシュートのメンバーだったが、先月27~28日にポーランドで開催された2019年の世界選手権では優勝を逃し、チームを離脱していた。

 10日付のヴェロニュース(VeloNews)がカトリン選手の父親からの電子メールの内容として報じたところによると、カトリン選手は7日夜に自殺を図った。

 カトリン選手が学んでいたスタンフォード大学(Stanford University)は、7日にキャンパス内の学生寮で学生1人が死亡しているのをルームメートが発見したと発表。犯罪性を疑われる点はなかったという。(c)AFP