【3月11日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は10日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がジャリッド・ドナルドソン(Jared Donaldson、米国)に6-1、6-1で完勝し、3回戦に進出した。

 決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に完敗した全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2019)、そして早期敗退となった先月のメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2019)に続き、これが今シーズン3大会目となっているナダルは、世界192位のドナルドソンとの初戦をわずか1時間12分で制した。

 3度の大会優勝経験を誇るナダルは次戦、同日の試合でロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena、スペイン)を6-3、6-1で下した第25シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)と顔を合わせる。

 ナダルは通算成績で6勝0敗と勝ち越すシュワルツマン戦に向けて「きょうは非常にポジティブなステップとなった。次の試合はお互いに手の内をよく知る相手となる。よく一緒に練習するし、何度もタフな試合をしてきた」「いまのテニス界でベストの選手の一人だし、難しい試合になるだろう」と語った。

 その他の試合では、第10シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)が6-3、6-4でドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)に勝利し、19歳のデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)との3回戦へ駒を進めている。(c)AFP