【3月11日 AFP】英ロンドン中心部の国会議事堂前で10日、英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット、Brexit)に反対する市民らが愛犬を連れて集まり、犬の鳴き声をもじって「ウーファレンダム(Wooferendum)」と題したキャンペーンを行った。

「BREXIT IS A DOG’S DINNER(ブレグジットはまずい仕事)」と書かれた横断幕の前に設置されたテーブルには、同様の名前の付いた犬の餌の缶詰が置かれ、キャンペーンに参加した犬と飼い主たちが周りを囲んだ。

 英下院は12日、テリーザ・メイ(Theresa May)首相の離脱協定案に対する2回目の採決を行う。離脱日まで3週間を切る中、メイ首相が支持を得るか、あるいは「合意なき離脱」の可能性が高まるかの歴史的な決定が下される。(c)AFP