【3月11日 AFP】世界最大の民主主義国、インドの総選挙が来月11日から約6週かけて実施され、開票は5月23日に行われる。同国選挙管理委員会が10日、発表した。

 人口12億5000万人のインドでは、ヒマラヤ山脈(Himalaya)から砂漠、熱帯の沿岸部まで約9億人の有権者が今後5年の政権を新たに選出する。

 総選挙では、2期目を目指すナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相と、インド政界の名門「ネール・ガンジー家」出身の野党・国民会議派(NCP)ラフル・ガンジー(Rahul Gandhi)総裁が、世界2位の人口を誇る同国の指導者の地位を争うとみられている。

 選挙管理委員会によると、下院(Lok Sabha)の543議席を選ぶ総選挙は4月11日から5月19日にかけて行われる。開票の終了と結果の発表は5月23日の予定。

 モディ首相は10日夜、ツイッター(Twitter)に「民主主義の祭典だ。選挙がやってきた」と投稿した。(c)AFP/Bhuvan Bagga