【3月11日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは10日、第30節の試合が行われ、ホームのリバプール(Liverpool FC)はバーンリーFC(Burnley FC)を4-2で下し、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差1を維持した。

 1990年以来のリーグ優勝を目指すリバプールは、リーグ戦ではここ6試合でわずか2勝と思ったような成績を残せなかったことで大きな打撃を受けており、この日もバーンリーに先制を許すとファンはいら立ちを募らせた。しかし、ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)とサディオ・マネ(Sadio Mane)が2ゴールずつを奪って逆転勝ちしたリバプールは勝ち点を73とし、前日にワトフォード(Watford FC)を下したシティとのポイント差を1に戻した。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、「きょう得られたメッセージは、誰もわれわれを振り落とすことはできないということ」と挑戦的なコメントを残し、「相手との勝負の中で素晴らしいサッカーもできていた」と続けた。「われわれがしなければならないのは、この面白い上位争いに残り続けるということだけ。自信に関しては問題ない。良い状態にある」

 他の試合では、アーセナル(Arsenal)がマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を2-0で下し、ホームのチェルシー(Chelsea)はウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)と1-1のドローに終わった。

 試合終了間際にエデン・アザール(Eden Hazard)が同点弾をマークしたチェルシーはなんとか勝ち点1を挙げ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場権が与えられるトップ4をめぐる争いは激しさを増している。

 勝ち点61で3位につけるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と6位チェルシーの差はわずか4となっており、アーセナルが4位、ユナイテッドは5位につけている。(c)AFP/John WEAVER