【3月10日 AFP】(更新)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は9日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6(7-5)、6-2で予選勝者のビョルン・フラタンジェロ(Bjorn Fratangelo、米国)を退け、3回戦へ駒を進めた。

 世界ランキング1位のジョコビッチは、通算7度目の栄冠に輝いた1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)以来となる実戦で序盤は精彩を欠き、同128位のフラタンジェロに先にブレークを許した。

 それでもブレークバックに成功して5-5に並ぶと、再びもつれる展開となったタイブレークでは4-5から相手がミスを連発し、迎えた最初のセットポイントを物にした。そこからはジョコビッチが試合を支配し、1時間29分で勝利を手にした。

「正直、序盤は少し緊張していた。プレーもベストではなかった。どこからでも鋭いショットを放ってきたビョルンをたたえたい」と振り返ったジョコビッチは「第1セットを取れたのはラッキーだった。そこからはうまくいった」と続けた。

 3回戦では第31シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)を6-4、6-4で下したドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)と対戦する。

 第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、6-3、2-0とリードしたところで対戦相手のマーティン・クリザン(Martin Klizan、スロバキア)が足首の負傷で途中棄権し、3回戦進出を決めている。(c)AFP