【3月10日 AFP】2018-19アルペンスキーW杯は9日、チェコ・スピンドレルフムリン(Spindleruv Mlyn)で女子回転第11戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が優勝を飾り、男女通じて史上最多のシーズン15勝目を挙げた。

 すでに3年連続の総合優勝を決めているシフリンは合計タイム1分38秒98をマークし、ウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener、スイス)を0秒85差の2位、ペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)を2秒03差の3位に抑え、新記録を打ち立てた。

 今より大会数が少なかった1988-89シーズンにスイスのフレニ・シュナイダー(Vreni Schneider)氏が樹立した記録を破ったシフリンは、アンドラでのW杯も控えており、今後さらに勝利数を増やす可能性を残している。

 13日に24歳の誕生日を迎えるシフリンにとっては、これがW杯通算58勝目。すでに6年連続の種目別優勝を決めている回転では通算39勝目となった。また、この優勝で今シーズンのポイントを1954に伸ばし、史上3人目となる2000ポイントの大台を視界にとらえている。(c)AFP