【3月10日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2019)は9日、第4節の試合が行われ、ウェールズは18-11でスコットランドを退け、ウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)ヘッドコーチ(HC)が「夢」と言う全勝優勝(グランドスラム)まであと一つに迫った。

 前半にジョシュ・アダムズ(Josh Adams)とジョナサン・デイビス(Jonathan Davies)がトライを決めたウェールズは、後半にけが人続出のスコットランドの猛反撃に遭ったものの、前半の得点差を守り切って勝利した。

 前半は決定力を生かし、後半は体を張った守備を見せたウェールズは、これでテストマッチ13連勝を飾り、最終節は本拠地カーディフ(Cardiff)での優勝をかけた昨年王者アイルランド戦に臨むことになった。

 ガトランドHCは「過去のグランドスラムを振り返れば、どのチームにも一つは接戦となる試合があり、おそらくきょうがそうした試合だったと思う。現時点で夢をつかみかけているし、これから来週に向けた作戦を練りたい」と話した。(c)AFP