【3月8日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は7日、クリス・カーモード(Chris Kermode)会長との契約が切れる2019年限りで、同氏が退任すると発表した。

 カーモード会長の任期を延長しないことについては、ATP役員会の会合で決定された。テニス界が前進するために英国出身の同会長が最適な人材であるかどうかは、選手たちの間でも意見が分かれていた。

 2014年からATPのエグゼクティブ・チェアマンと会長を務めてきたカーモード会長は、賞金を大きく増額したことをはじめ、新しい大会の創設、さらに負傷選手に関する進歩的な新ルールを支持したことで知られる。(c)AFP