【3月7日 AFP】インド北部ジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州の主要都市にあるバスターミナルで7日、手りゅう弾が爆発し、18人が負傷した。警察当局が明らかにした。

 ジャム(Jammu)で発生した今回の事件について、警察官のMK・シンハ(MK Sinha)氏は報道陣に対し、「手りゅう弾は(バスターミナルの)外から投げられ、バスの下に転がり、18人ほどが負傷したもようだ」と語った。

 別の警察官はAFPに対し、「正体不明の人物が投げた手りゅう弾が、メインターミナルに止まっていたバスの下で爆発した。4人が深刻な容体だ」と話した。

 バスは同国北部パンジャブ(Punjab)州パタンコート(Pathankot)へ向かって出発するところだったという。

 インドとパキスタンが領有権をめぐって激しく争うカシミール(Kashmir)地方では先月14日、インドの実効支配地域で自爆攻撃によりインド軍兵士40人が死亡する事件が発生。以来、両国間の緊張が高まっている。(c)AFP