【3月10日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は9日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-3、6-4で世界ランク65位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)を退け、連覇のかかる大会初戦を突破した。

 1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で四大大会(グランドスラム)連続優勝を果たした世界1位の大坂は、先月のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2019)で苦杯をなめたムラデノビッチに雪辱を果たした。

 大坂は第2セット5-2で迎えたサービングフォーザマッチでブレークを許し、きれいに試合を締めくくることはできなかった。その後、ムラデノビッチがサービスキープに成功して差を詰めると、大坂は2度目のブレークピンチをしのぎ、1時間21分で勝利を手にした。

 昨年のBNPパリバ・オープンでキャリア初優勝を飾り、そこから全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)で初のグランドスラム優勝を果たすなど見事なシーズンを送った大坂は「ディフェンディングチャンピオンの経験はないので、新しいことだし、とても緊張した」と語った。

 3回戦では、キルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)を6-4、6-1で下した第25シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と顔を合わせる。(c)AFP