【3月7日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は6日、プレミアリーグの試合で主審に激高したトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督に対し、2試合のベンチ入り禁止処分と1万ポンド(約147万円)の罰金を科したと発表した。

 ポチェッティーノ監督は、1-2で敗れた先月のバーンリーFC(Burnley FC)戦後にマイク・ディーン(Mike Dean)主審と衝突したことを受け、今回の制裁を科された。指揮官は後に主審に謝罪しており、処分を受け入れるつもりだとコメントしていた。

 この処分によりポチェッティーノ監督は、9日に行われる古巣サウサンプトン(Southampton FC)とのアウェーゲーム、そして31日のリバプール(Liverpool FC)戦をスタンドから見守ることになった。

 FAは「ヒアリングの結果、ポチェッティーノ監督に1万ポンドの罰金と2試合のベンチ入り禁止処分を科した」「2月23日に行われたバーンリー戦の後、ピッチ上と控室につながる通路において、不適切な言葉や行為があったことに対する処分をポチェッティーノ監督は受け入れた」と発表した。

 トッテナムは5日、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に1-0で勝利し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)で8強入りを決めた。しかし、リーグ戦では直近3試合で8ポイントを取りこぼし、優勝争いから脱落している。(c)AFP