R・ケリー被告、養育費滞納で拘束 性犯罪疑惑を否定直後に
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【3月7日 AFP】米R&B歌手のR・ケリー(R. Kelly)被告(52)が6日、養育費の滞納を理由に身柄を拘束された。同被告は先月、性的虐待の罪で起訴され、数日間にわたり勾留されたばかりだった。
イリノイ州クック(Cook)郡の保安官事務所は、同郡シカゴの裁判所で行われた審問の後、「彼(ケリー被告)は身柄を拘束され、本日クック郡の勾留施設に移送される」と発表。同事務所によると、ケリー被告は16万1000ドル(約1800万円)の養育費を滞納しており、次回の審問は今月13日に設定された。
ケリー被告は先月25日、加重性的虐待10件の罪について無罪を主張。拘置所で3晩を過ごした後、裁判所が定めた保釈金100万ドル(約1億1000万円)の1割に当たる10万ドルを支払って釈放された。
6日の審問の数時間前、ケリー被告はCBSテレビが放送したインタビューで、性的虐待疑惑を否定していた。同被告の公の場での発言は、起訴後初めて。
ケリー被告はCBSの朝のニュース番組「ジス・モーニング(This Morning)」で、「私はこんなことをしていない。これは私ではない」と語り、自分は命を懸けて「闘っている」と言明。「古いうわさ、新たなうわさ、あるいはこれから出るうわさであれ、事実ではない」と、怒りをあらわに訴えた。(c)AFP