【3月5日 AFP】ベトナムの首都ハノイでドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と会談した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は5日、同国の首都平壌に帰着した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

 先週の米朝首脳会談は、北朝鮮の核開発に関する合意がなされないまま終了。金委員長は中国を経由する長い帰国の途に就いていた。

 同通信は、金委員長が「ベトナム社会主義共和国への公式親善訪問を成功裏に終えた後、5日に帰国した」と報道。金委員長を乗せた列車が午前3時に平壌の鉄道駅に入ったとした。(c)AFP