【3月3日 AFP】カードゲームのコントラクトブリッジ競技で世界ナンバーワンのプレーヤー、ゲイル・ヘルゲモ(Geir Helgemo、モナコ)が、薬物違反により1年間の出場停止処分を受けた。世界ブリッジ連盟(WBF)が発表した。

【図解】世界反ドーピング機関が発表している禁止薬物と摂取方法

 ノルウェー生まれで、国際大会にはモナコ代表として出場しているヘルゲモは、2018年9月に米フロリダで行われた大会で男性ホルモンの一種、テストステロン(testosterone)の陽性反応を示し、1年間の出場停止とヒアリングの費用約4000ユーロ(約51万円)の支払いを命じられた。

 これにより、現在49歳で世界ナンバーワン選手のヘルゲモは、2019年11月20日まで出場停止となる。

 WBFは国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得ている。(c)AFP