【3月1日 AFP】テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2019)は28日、男子シングルス準々決勝が行われ、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)はスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に7-5、6-7(3-7)、6-4で勝利し、4強入りを果たした。

 前日に四大大会(グランドスラム)を17度制しているラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)から劇的な逆転勝ちを収めたキリオスは、ワウリンカにも競り勝ち、準決勝では大会第3シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)との対戦が決まった。イズナーは、7-6(7-2)、6-7(4-7)、7-6(7-4)で第8シードのジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)を下している。

 また、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、第5シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を6-4、6-4で下し、2年連続となる4強入りを決めた。

 ズベレフはこの試合で13本のサービスエースと両セットで1度ずつのブレークを記録。ストレート勝ちでデミノーとの直接対決の成績を4戦全勝としたズベレフは、マッケンジー・マクドナルド(MacKenzie McDonald、米国)を6-3、6-2で破ったキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)と準決勝で対戦する。(c)AFP