【2月27日 AFP】(更新)イランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は27日、モハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相の辞任を承認しない考えを示した。

 政府の公式ウェブサイトによると、ロウハニ大統領はザリフ外相に宛てた書簡で「辞任は国家の利益に反するものと考えており、認めない」と記した。

 ロウハニ大統領はまた、「指導者(同国の最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師)が(その職務に)据えたあなたについて、私は信頼でき、勇敢で、信心深く、米国による総力を挙げた圧力の矢面に立ってくれたと考えている」と付け加えた。

 ザリフ外相は25日、インスタグラム(Instagram)の公式アカウントに投稿したメッセージで「職務を続けられないことと、任期中の至らなかったことすべてをおわびする」と表明していた。(c)AFP