【2月24日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦のメキシコ選手権(2019 Mexico Championship)は23日、メキシコの首都メキシコ市のチャプルテペクGC(Club De Golf Chapultepec)で3日目が行われ、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が5アンダー「66」で通算16アンダーとし、PGAツアー通算20勝目に近づいた。

 この日3ストローク伸ばしたロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が4打差の2位に入り、さらに3打差の3位タイに米国勢のパトリック・リード(Patrick Reed)とパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)、スペインのセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia)、オーストラリアのキャメロン・スミス(Cameron Smith)の4人が並んだ。

 ジョンソンはこの日、パー4の2番でティーショットをピンそば約1メートルにつけてイーグルを奪う幸先が良いスタートを切ったが、10番では林に打ち込んでダブルボギーをたたき、一時最大5ストロークあったリードが2打差まで縮まった。これで今大会初めてスコアを落としたジョンソンだったが、そこから4つのバーディーを奪う立て直しを見せ、最終日を前に十分なアドバンテージを維持した。

 一方、7度の大会優勝経験を持つタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は15番でダブルボギー、16番でボギーをたたいたことが響き、タイトルから遠のいた。メジャー通算14勝を誇るウッズは前半に一時トップ5に浮上したが、15番で4パットを要してダブルボギーをたたくと、続く16番では3パットのボギーで3日目は1アンダー「70」でフィニッシュ。通算6アンダーで首位ジョンソンとの差は10ストロークになった。(c)AFP