【2月24日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は23日、第23節が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-0でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に競り勝ち、暫定ながら首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と勝ち点で並んだ。

 バイエルンは62分、19日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のリバプール(Liverpool FC)戦でも好プレーを見せ、特に好調のハビ・マルティネス(Javi Martinez)がCKからゴール左隅にヘディングシュートを決めて先制すると、体力的に厳しい84分に相手CBがレッドカードで退場処分となったこともあり、そのまま逃げ切った。

 ドルトムントに一時は勝ち点11差と水をあけられ、最近までも9ポイント差があったバイエルンだが、ここ11年で10回目の優勝を目指すチームは暫定ながらついに追いつくことに成功した。ただし得失点差で首位には届かず、またドルトムントは24日に今節のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦を残している。

 また勝利を飾ったとはいえ、バイエルンではキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)が負傷交代するアクシデントが起こっており、ニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督も状態を心配している。

 コヴァチ監督は「前半は難しかった。セットプレーが試合を決めた。全体としては満足している」「キングスレイについては検査結果を待たないといけない。重傷ではないことを願っている」とコメントした。

 ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)は0-3でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に大敗した。2週間前にはバイエルンと勝ち点で並んでいたが、これでその差は8ポイントに開いている。(c)AFP/Dan WIGHTON