【2月23日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2019)は23日、第2節が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は30-31でNSWワラタス(NSW Waratahs、オーストラリア)に敗れた。

 ワラタスのイズラエル・フォラウ(Israel Folau)はこの試合で2トライを挙げ、スーパーラグビーでの通算トライ数をオーストラリア人選手としては最多の58に伸ばして歴史を作り、チームをぎりぎりの勝利に導いた。

 昨季4強入りを果たしたワラタスは、開幕戦で19-20とハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)に惜敗を喫していたが、終盤に肝を冷やしながらも立ち直りを見せた。

 今季初戦でシャークス(Sharks、南アフリカ)に10-45で敗れていたサンウルブズだったが、ゲラード・ファンデンヒーファー(Gerhard van den Heever)のトライで先制に成功。直後にワラタスのトライを許しながらも、ヘイデン・パーカー(Hayden Parker)のペナルティーゴールで再びリードを奪った。

 ワラタスはその後、フォラウの2連続トライで逆転したものの、サンウルブズはパーカーのペナルティーゴールに続き、トム・ロウ(Tom Rowe)がトライを決めて20-17とリードして前半を終えた。

 さらにパーカーのキックで重圧をかけ続けたサンウルブズだったが、ワラタスはジャック・デンプシー(Jack Dempsey)のトライなどで再逆転に成功。さらにペナルティートライで7点を重ねると、サンウルブズはトンプソンルーク(Luke Thompson)がシンビンを受けた。

 それでもサンウルブズは、ファンデンヒーファーがこの日2度目のトライを決めると、パーカーがコンバージョンを決めて点差を1点に縮めて試合は思わぬ展開に。しかし、サンウルブズは終盤にパーカーが狙ったドロップゴールが外れ、参戦4年目のシーズン序盤に、通算7勝目を手にすることはできなかった。(c)AFP/Alastair HIMMER