【2月22日 AFP】ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、英カーディフ(Cardiff)で23日に行われるウェールズ代表とのシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2019)首位攻防戦について、敵地プリンシパリティ・スタジアム(Principality Stadium)で相手の「パーティーを台無しにする」ことを誓っている。

 今季のシックスネーションズは、第2節を終えた現時点で無敗を維持しているのはイングランドとウェールズだけとなっている。特にウェールズはここまで11連勝を飾っており、1907から1910年に樹立したチーム史上最長の連勝記録を更新するまであと1勝と迫っている。

 ウェールズがシックスネーションズを制したのは2013年が最後となっているが、同年の最終戦では宿敵イングランドに30-3で圧勝した。

 対するイングランドは、ジョーンズHCの下で通算3度目の大会制覇を目指している。母国開催となった2015年W杯(Rugby World Cup 2015)のプールステージでは、ウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)HC率いるウェールズに敗れたレッドローズ(Red Rose、イングランド代表の愛称)だが、大会終了後にジョーンズHCが就任して以降同カードでは4戦全勝を記録している。

 ニュージーランド出身のガトランドHCは、今年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)終了後に指揮官を退任することになっており、シックスネーションズでイングランドと対戦するのは今週末の試合が最後となる。