【2月22日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)は21日、決勝トーナメント1回戦第2戦が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)はBATEボリソフ(BATE Borisov)に3-0と快勝し、2戦合計スコア3-1で16強入りを決めた。

 敵地での第1戦を0-1で落としていたアーセナルは、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の低いクロスボールが相手のオウンゴールを誘い、わずか3分で合計スコアをイーブンにした。

 その後はシュコドラン・ムスタフィ(Shkodran Mustafi)とソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)が前後半にそれぞれヘディングシュートを決め、アーセナルが順当に勝ち上がりを決めた。

 アーセナルのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、英BTスポーツ(BT Sport)に対し「この結果を求めていたが、ここでサポーターのためにもプレーしたかった。われわれは全力を尽くして(合計スコアで)逆転し、チームは非常にうまく機能していた」とコメントした。

 不振にあえぐチェルシー(Chelsea)もホームでマルメFFを3-0で下して2戦合計5-1で16強入りを決め、マウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督にかかる重圧をいくらか和らげた。

 初戦を2-1で制していたチェルシーにとって第2戦は単調な展開となったが、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)のゴールで55分にようやく先制した。

 マルメに退場者が出た直後の74分、ロス・バークリー(Ross Barkley)が華麗なFKを決めチェルシーの勝利を確実なものにすると、貴重な先発の機会を手にした18歳のカラム・ハドソン・オドイ(Callum Hudson-Odoi)がそのチャンスを最大限に利用し、3点目をマークした。

 また、FCチューリヒ(FC Zurich)に2-0で勝利したナポリ(SSC Napoli)は2戦合計5-1で勝ち上がりを決め、ホームでラピッド・ウィーン(Rapid Vienna)を4-0で下したインテル(Inter Milan)も合計5-0で次のラウンドに進んだ。