レンヌ(Stade Rennes FC)は敵地でレアル・ベティス(Real Betis)を3-1で破り、2戦合計6-4という今ラウンドで最も見応えがあったといえる一戦を制し、欧州主要大会で初となる16強入りを果たした。

 レンヌは前半、ラミー・バンセバイニ(Ramy Bensebaini)とアドリアン・ユヌ(Adrien Hunou)の得点で2点のリードするも、41分にジオヴァニ・ロ・チェルソ(Giovani Lo Celso)にゴールを許し、試合は再びどちらに転んでもおかしくない状況となった。

 すると、ベティスが同点弾を挙げアウェーゴール差での勝ち上がりを狙う中、フランス・リーグ1で中位につけるレンヌは後半アディショナルタイムにムバイエ・ニアン(M'Baye Niang)がゴールを決めた。

 第1戦で敗れたレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)やディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)、FCゼニト(FC Zenit)はそれぞれ逆転での16強入りが決定。レッドブルは4-0でクラブ・ブルージュ(Club Brugge)に勝利し合計5-2で、ディナモは3-0でヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)に勝利し合計4-2で、ゼニトはフェネルバフチェ(Fenerbahce)に3-1で勝利し合計3-2で、それぞれ勝ち上がりを決めた。

 パブロ・フォルナルス(Pablo Fornals)の得点でスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)と1-1で引き分けたビジャレアル(Villarreal CF)は、2戦合計2-1で次のラウンドに進み、ホームでガラタサライ(Galatasaray)とスコアレスドローに終わったベンフィカ(Benfica)も合計2-1で勝ち上がりを決めた。

 敵地でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と1-1で引き分けたFCクラスノダール(FC Krasnodar)は、アウェーゴール差により16強入りを決めた。

 シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)を4-1で下したフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は2戦合計6-3で上回り、ドイツ・ブンデスリーガ1部のクラブとしての面目を保った。

 また第1戦を0-2で落としていたセルティック(Celtic)は、敵地で退場者を出すとバレンシア(Valencia CF)に0-1で敗れ、スコットランド勢は大会から姿を消すこととなった。(c)AFP/Terence DALEY