【2月21日 AFP】インド南部バンガロール(Bangalore)で19日、アクロバット飛行のリハーサルを行っていたインド空軍のホーク(Hawk)高等練習機2機が空中衝突して墜落し、パイロット1人が死亡した。当局が発表した。

 複数の目撃者によると、衝突した2機は制御不能になってきりもみ状態で落下し、バンガロールのイェラハンカ空軍基地(Yelahanka Air Force Station)近くの住宅地付近に墜落。上空に巨大な火の玉が上がった。

 パラシュートで脱出したパイロット2人も負傷した。当局によると民間人の負傷者は飛散した破片に当たった1人のみだった。直ちに公式調査が開始された。

 2機はインド空軍のアクロバット飛行隊「スーリヤ・キラン(Surya Kiran)」所属機で、バンガロールで20日開幕する航空ショー「エアロ・インディア(Aero India)」の初日にアクロバット飛行を行う予定だった。

 映像は、複数の場所から撮影された2機の墜落の瞬間。19日撮影。(c)AFP