【2月21日 AFP】男子ゴルフ、メジャー通算14勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が20日、4月にオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で行われる第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)へ向け昨年10月から計画を立て始めていると明かした。

 過去に4度優勝を経験しているメジャー初戦について、いつごろから準備を始めたか問われたウッズは「たぶん10月とか11月くらいからかな」「必要となるショットや、大会で使用するクラブ、今まで有効だったスイングや反対に苦しんできたものは何かとね」と語った。

 そうした意味では、ウッズにとって今季3大会目となる今週の世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦、メキシコ選手権(2019 Mexico Championship)はマスターズへ向けた準備の一環となる。

 4月11日から14日にかけて開催されるマスターズまでのウッズのスケジュールは正確にははっきりしない。来週からは米フロリダで4週連続で大会が控えており、メキシコ選手権の出場を決断したウッズは、大会の選択に関して難しい状況に立たされている。

 ウッズは「ここからの状況は非常に複雑」「来週は休養に努めるが、その次の週は8回優勝した大会が控えている」と話し、「その翌週のトーナメントも何回か勝っているし、さらにその次の大会では昨年に素晴らしい1週間を送れた。だから本当に難しい」と続けた。

「今はそれをどうするか決めている最中。何大会に出場し、どれくらい出たら多すぎで、どれくらいだと足りないとかね。結局のところ、4月に万全の状態でいるということがすべてだ」 (c)AFP