【2月18日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2019)第2戦ラリー・スウェーデン(2019 Rally Sweden)は17日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が優勝を飾り、自身初の総合トップに躍り出た。

 2日目を終えて首位に立っていたフォード(Ford)のテーム・スニネン(Teemu Suninen、フィンランド)が雪だまりにぶつかってリタイアしたことを受け、約1分のリードを持って最終日に臨んだタナックは、雪と氷に覆われたコースでアクシデントに見舞われることなく、2位に53.7秒の差をつけてフィニッシュした。

 シトロエン(Citroen)のエサペッカ・ラッピ(Esapekka Lappi、フィンランド)が2位に入り、さらに3秒差の3位にヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が続いた。

 最終のパワーステージを制したタナックは、ボーナス5点を獲得して総合ポイントを47に伸ばし、2位のヌービルに7ポイント差、開幕戦のラリー・モンテカルロ(Rallye Monte-Carlo 2019)を制したシトロエンのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)に16ポイント差をつけている。(c)AFP