【2月17日 AFP】アルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2019)は16日、スウェーデンのオーレ(Are)で女子回転が行われ、米国のミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)が「軽い肺炎」を抱えながらも、男女通じて史上初となる世界選手権の同一種目4連覇の快挙を達成した。

 全体3番目のタイムを記録した1本目の後に「体力の低下」を訴えていたシフリンだが、2本目は息を切らしながらも圧巻の滑りを披露し、合計タイム1分57秒05を記録。アンナ・スベン・ラルソン(Anna Swenn-Larsson、スウェーデン)を0秒58差の銀、大回転を制したペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)を1秒03差の銅メダルに抑えた。

 シフリンは大会1週目のスーパー大回転で金メダルを獲得した後、複合と滑降を欠場し、今大会限りで引退する同胞のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)らから批判を受けていたが、見事なパフォーマンスで自身の決断が正しかったことを証明してみせた。

 1本目を終えてトップと0秒15差につけたシフリンは、大きなプレッシャーがかかる中で完璧な対応を披露した。23歳のスーパースターは、スタートから積極的な滑りを見せると59秒82の圧倒的なタイムをマークし、逆転で今大会2個目の金メダルを手中に収めた。

 五輪で2個の金メダルを誇るシフリンは「2本目の途中で息が切れてしまったが、とにかく滑り切り、自分のベストを尽くそうと思った」と語った。「特に2本目の滑りはとても良かった。かなり激しく攻めた。体調のことは考えたくなかったし、とにかくプッシュしていった。もし普通の体調だったら、これ以上の滑りはできなかったかもしれない!」 (c)AFP/Luke PHILLIPS