【2月14日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は13日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は敵地でアヤックス(Ajax)に2-1で勝利した。

 レアルに24年間勝利できていないアヤックスは37分、GKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)のミスも手伝ってニコラス・タグリアフィコ(Nicolas Tagliafico)がヘディングでゴールを決め、ホームでの白星に近づいたかに思われた。

 しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)システムによるオンフィールドレビューが同大会で初めて行われると、ダミル・スコミナ(Damir Skomina)主審はドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)がオフサイドだったと判定。すると若手中心のアヤックスは後半、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)にゴールを決められ、貴重なアウェーゴールを二つも許した。

 ハキム・ツィエク(Hakim Ziyech)の同点弾により、アヤックスはせめてもの可能性を残して敵地での第2戦に折り返すかに思われた。しかし87分に許した決勝点は、アヤックスが大半を支配していた試合において唐突に生まれたものだった。

 取り消された先制点の場面で、おそらくは、一体何が起きたのだという感覚に襲われたアヤックスの選手が、試合終了後に審判団を取り囲んだのも驚きではなかった。

 VARシステムは今季の決勝トーナメントから初めて採用されており、試合前には報道陣に冊子が配布された。その中では、ポイントの一つとして「はっきりとした、明確な間違い」がある場合のみレビューが行われると記されている。

 クルトワに対するタディッチの妨害はわずかで、たとえタディッチがオフサイドだったとしても、反則と判定されるほどの影響をGKに与えていたとジャッジするのは寛大だったようにも思える。

 その後試合時間は60分近く残っていたが、アヤックスは速攻からあまりにも簡単に2点を許した。今夏FCバルセロナ(FC Barcelona)に加入することが決まっているフレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)と、同チームへの移籍がうわさされているマティス・デ・リト(Matthijs De Ligt)は、容赦のない欧州トップレベルの大会で厳しいレッスンを経験した。

 レアルのギャレス・ベイル(Gareth Bale)はこの試合で先発に復帰したが、マルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)はここ4年では決勝トーナメントで初めての欠場となった。(c)AFP/Thomas ALLNUTT