【2月13日 AFP】飛行機事故で死亡したイングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティ(Cardiff City)のアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手(28)の遺体が、15日に母国へ戻ることになった。サラ選手の故郷の町プログレソ(Progreso)の市長が明かした。

 サラ選手は、フランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からカーディフへ移籍することが決まった後の1月21日、カーディフへ向かうために乗っていた小型機が消息を絶ち、その後に海底に沈んでいた機体の残骸から遺体が発見された。

 市長によれば、遺体は15日の午後に到着し、その後サラ選手が少年時代に所属していたクラブのオフィスの隣にある体育館へ移され、祈りの集いが行われる予定だという。「母親ら親族もすでに到着している」と市長は話している。

 残骸から見つかった遺体がサラ選手だと英当局によって確認された後、家族は「これで喪に服すことができる」と話していた。

 サラ選手の乗った小型機はイギリス海峡(English Channel)のガーンジー(Guernsey)島付近で消息を絶ち、その後に海底に沈んだ残骸が発見された。パイロットのデビッド・イボットソン(David Ibbotson)さんはまだ見つかっていない。(c)AFP