【2月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は12日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、19歳の新星ニコロ・ザニオロ(Nicolo Zaniolo)が2ゴールを奪ったASローマ(AS Roma)がFCポルト(FC Porto)に2-1で勝利した。

 ザニオロは70分にチャンピオンズリーグでの初ゴールを奪うと、6分後にも追加点をマーク。ホームのローマは今大会で無敗を続けていたポルトに土をつけたが、79分にアドリアン・ロペス(Adrian Lopez)に1点を返されたことで、試合の行方は分からないまま来月6日の第2戦を迎えることになった。

 ザニオロは伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「信じられないような夜になった。言葉が見つからないし、このようなことになるなんてまったく想像していなかった」と話した。「けれど、まだ第2戦を控えているから失点するべきではなかった」

 また、ローマのキャプテンであるダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)は「ザニオロはもはや驚きではない」「彼の体の強さは同年代の選手と比べても秀でており、卓越した技術も兼ね備えている。すでに素晴らしい選手だが、偉大な王者になるだろう」とコメントした。

「2-1での勝利では落ち着けないが、突破の可能性はこれで51対49になったと言えるのではないかと思う」「あのようなアンラッキーな形で失点してしまい残念だ。その他の時間帯は試合を通して集中していたから」 (c)AFP/Stanislas TOUCHOT