A・グランデ激怒、大物がオファーを却下 今年のグラミー賞は波乱含み
このニュースをシェア
■ケンドリック・ラマーもドレイクもパフォーマンスを断った?
一方、昨年の授賞式は、米ラップ界の大物ジェイ・Z(Jay Z)が8部門でノミネートされながら無冠に終わるなど、大きな反発を招いた。
今年は最多となる8部門、7部門にそれぞれノミネートされているケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)とドレイク(Drake)、そしてチャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)が式でのパフォーマンスのオファーを断ったと報じられている。
グラミー賞を主催する全米レコード芸術科学アカデミー(Recording Academy)には1万3000人を超える音楽業界のプロが名を連ねているが、アーリック氏自身も、ヒップホップアーティストらは同アカデミーに過小評価されているように感じているという「問題」があることを認めている。
ラップをフィーチャーした曲は多数ノミネートされているものの、大半の専門家らは、成功した黒人アーティストは長い間、グラミー賞を受賞するとしても最優秀ラップ・アルバム部門などに限られてきたと指摘し、急激に変革が起きることはないだろうとの見方を示している。(c)AFP