【2月10日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は9日、第21節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が本拠地100得点目を挙げるなどしてシャルケ04(Schalke04)を3-1で下し、今節引き分けた首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との勝ち点差を5に縮めた。

 ホームで試合を支配したバイエルンは12分、シャルケに新加入したジェフリー・ブルマ(Jeffrey Bruma)のオウンゴールにより先制。しかしシャルケは25分、カウンターからトルコ代表のアフメド・クチュク(Ahmed Kutucu)が抜け出すと、手を負傷しているマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)に代わってゴールマウスを守ったスヴェン・ウルライヒ(Sven Ulreich)から同点ゴールを奪った。

 それでもバイエルンはその90秒後、レワンドフスキが本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)での通算100得点目を決めて勝ち越すと、57分にはレワンドフスキのバイシクルシュートから最後はサージ・ナブリー(Serge Gnabry)が頭で決めて勝利を決定づけた。シャルケは後半の立ち上がりに米国代表のウェストン・マケニー(Weston McKennie)のシュートがポストをたたくなどしたが、2点目が遠かった。

 前節はバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に1-3で敗れていたバイエルンのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督は試合後「前半は非常に良い内容だった。後半は部分的には良かった。チームは白星に値した。順当な勝利だ」と振り返った。

 一方、首位に立つドルトムントは3点をリードしたが、終盤に立て続けにゴールを許し1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)と3-3で引き分けた。

 ドルトムントは先制点をマークしその後の2点でも起点になったジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)が出色の出来だったものの、3点差を守り切れずまさかのドローとなった。

 ルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督が高熱のため不在となったドルトムントは、サンチョ、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)、ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)がゴールネットを揺らし、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)で70分以上にわたって試合を優位に進めた。

 しかしホッフェンハイムはその後、アルジェリア代表FWイシャク・ベルフォディル(Ishak Belfodil)が2得点をマークするなど3点を挙げて引き分けに持ち込んだ。

 ゲッツェは「ホームで3-0のリードから3-3で引き分けるなんて受け入れ難い。こんなことがあってはならない」「ずっと相手に何もさせなかったのに最悪の流れになってしまった」と悔しさをにじませた。(c)AFP/Ryland JAMES