【2月9日 AFP】スノーボード世界選手権(FIS Snowboard World Championships 2019)は8日、米ユタ州パークシティ(Park City)で男女ハーフパイプ決勝が行われ、女子は五輪王者のクロエ・キム(Chloe Kim、米国)が初優勝を飾った。

 ここ5年で4個目となるウインターXゲームズ(Winter X Games)のタイトルを引っ提げて今大会に乗り込んだ韓国系米国人のキムは、1本目の演技で93.50点をたたき出して勝利を決めた。

 ディフェンディングチャンピオンで現在W杯総合首位に立つ蔡雪桐(Xuetong Cai、中国)は84.00点で2位、マディー・マストロ(Maddie Mastro、米国)は82.00点で3位となり、共に18歳のキムに大差をつけられた。

  男子ではオーストラリアのスコッティ・ジェームス(Scotty James)が大会3連覇を果たした。平昌五輪銅メダリストで、ウインターXゲームズのスーパーパイプ覇者であるジェームスは3本目に97.50点の高得点をマークし、今季無敗を維持した。

 日本の戸塚優斗(Yuto Totsuka)が92.25点で2位、スイスのパトリック・バーゲナー(Patrick Burgener)が91.25点で3位に続いた。(c)AFP