【2月8日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)は7日、準決勝第1戦が行われ、バレンシア(Valencia CF)は試合終了間際に同点に追い付き、レアル・ベティス(Real Betis)と2-2で引き分けた。

 準々決勝のヘタフェ(Getafe CF)戦でアディショナルタイムに2点を挙げて勝ち上がっていたバレンシアは、終盤にケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)が同点弾を決め、再びカップ戦で巻き返す強さをみせた。

 2005年の優勝時以来となる国王杯4強入りを果たしたベティスは、前半終了間際にロレン(Loren Moron)のヘディングシュートで先制すると、37歳のホアキン・サンチェス(Joaquin Sanchez)がCKからの直接ゴールで追加点を挙げ、FCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)の勝者と対戦する決勝に近づいたかに見えた。

 しかし、敵地に乗り込んでいたバレンシアは、残り20分のところでデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)が1点を返すと、92分に途中出場のガメイロがロドリゴ(Rodrigo Moreno Machado)の低いクロスに合わせて同点に追い付いた。

 第2戦は、28日にバレンシアの本拠地メスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)で行われることになっている。(c)AFP