W杯後もサッカーブーム衰えないロシア、課題は地方会場の維持費
発信地:モスクワ/ロシア
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■高価なスタジアム維持費
ロシア経済が石油価格の下落や欧米諸国からの制裁によって停滞している中、新設のアリーナを維持していくための費用が問題となっている。クラコフ氏は、「スタジアムはこれから自治体に引き渡されることになっており、やがて地元クラブからの要請があれば民営化していく方針だ」と明かした。
会場の規模によるが、維持費は年間2億ルーブル(約3億3500万円)から3億3000万ルーブル(約5億5300万円)に上り、今後はさらにかさんでいくとみられている。
現在は連邦政府の所有となっているスタジアムは、今年6月から各都市の管理下に置かれることになっており、ロシアの飛び地カリーニングラード(Kaliningrad)など会場が満員になることはめったにない一部の地域では、維持していくことが困難との見方がある。
クラコフ氏は「一部のスタジアムは、1部リーグのチームが存在しない場所に建設された。突貫工事で建てられたため、補修作業が進められている」「W杯が終了した後、人々はどうなるのか考えていなかった」と指摘した。(c)AFP/Thibaut MARCHAND