【2月22日 CNS】中国公安部戸籍管理研究センターは、2018年に中国全土で登記された姓と新生児命名に使われた漢字の統計を発表した。新生児の名前に使われた漢字で多かったのは梓(Zi)、宇(Yu)、子(Zi)などの50字だった。

 統計によると、中国全国で合計6150の姓があり、このうち中国の代表的な姓を列挙した経典様式の文書「百家姓」に載る姓は戸籍登録人口の85%を占めている。中でも王(Wang)、李(Li)、張(Zhang)、劉(Liu)、陳(Cheng)の5つの姓が特に人口が多かった。統計によると、戸籍登録人口のうち王姓と李姓はそれぞれ1億人を超えていた。101位の頼(Lai)は100位の湯(Tang)との差がわずか4万3000人で、「百家姓」の100位以内に入る可能性もある。また、父方と母方両方の姓を同時に使っている人が110万人いた。この30年でこうした人が急速に増えている。

 新生児の名前は多かった順に、男児は浩宇(Haoyu)、浩然(Haoran)、宇軒(Yuxuan)。女児は、梓涵(Zihan)、一諾(Yinuo)、欣怡(Xinyi)だった。(c)CNS/JCM/AFPBB News