世銀総裁候補にマルパス財務次官 トランプ氏が指名
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【2月7日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は6日、世界銀行(World Bank)の次期総裁候補にデービッド・マルパス(David Malpass)財務次官(国際問題担当)を指名した。
マルパス氏は世銀に批判的で民間主導の開発方式を推し進める「不屈の人」と知られ、同氏の指名には賛否両論がある。しかし欧州諸国を中心に世銀の主要出資国から過半数の支持を得られれば、トランプ氏は世銀の再編成という好機をつかむことになる。
マルパス氏はホワイトハウス(White House)で、世銀の130億ドル(約1兆4000億円)の増資に関する協議後昨年承認された改革の実施に取り組むと表明した。改革には中国など所得の多い国に対する融資制限や高い金利の設定などがある。
マルパス氏は「われわれが海外で成長を生み出し、発展途上国の極度の貧困との闘いと経済的機会の拡大を後押しするという大きな進展を遂げられること」を楽観していると述べた。
政府高官らは記者団に対し、世銀など多国間の融資機関が効率よく任務を遂行する場合、マルパス氏とトランプ政権はこうした機関を支持すると話した。
ある高官はマルパス氏を「不屈の人で、民間主導の開発の擁護者」であり、「低所得国に経済成長をもたらす」ことに献身的に取り組む人物と評している。(c)AFP/Heather SCOTT