国家発展改革委員会が1月29日に行った記者会見で、自動車消費の減速は、2018年の消費全体が減速したことの主な要素であり、消費の成長を促すためには、自動車消費という最大の要素を抑えなければならないと報告された。

 国家統計局の計算によると、2018年の社会消費品小売総額の成長速度は前年同期比で1.2ポイント下落した。自動車類商品を除き同じ方法で計算すると、社会消費品小売総額の下落は0.4ポイントとなる。自動車だけで全体の成長速度を0.8ポイント引き下げたことになる。

■農村部に対する自動車の優遇策

 今回示された「実施案」は、農村部の自動車の買い替えを促進するため、条件がある農村部で、住民が三輪自動車を廃棄すると同時に3.5トン以下のトラックあるいは排気量1.6リットル以下の乗用車を購入する場合、金銭的補助を適宜与え、農村部の消費を引き上げるとしている。

 この種の優遇措置は、今回が初めてではない。中国政府は2009年にも農村の住民を対象とした奨励策を実行している。3輪自動車あるいは低速トラックを廃棄する代わりに小型トラックを購入するなどした場合、金銭的補助を与えるとした。この奨励措置により、小型車の一種である「微型車」の同年の販売は一挙に100万台増加した。

 専門家によると、これらの奨励措置の立脚点は自動車消費の促進だが、ただ単に自動車の消費を増やすだけでなく、自動車産業の構造転換と質的向上を促し、消費者の高品質な商品に対する需要を満たさねばならないと指摘している。(c)CNS/JCM/AFPBB News