【2月4日 AFP】(更新)米ジョージア州アトランタ(Atlanta)で3日、米ナショナルフットボール(NFL)の王者を決める第53回スーパーボウル(Super Bowl LIII)が開催され、ハーフタイムショーに米バンド「マルーン5(Maroon 5)」や、地元出身のラッパー、ビッグ・ボーイ(Big Boi)、同じくラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)、スリーピー・ブラウン(Sleepy Brown)らが登場し、パフォーマンスを披露した。

 元NFL選手のコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)が始めた黒人差別や社会の不正義に対する膝つき抗議をめぐる論争が広がる中、リアーナ(Rihanna)やピンク(P!nk)、カーディ・B(Cardi B)は、ハーフタイムショーへの出演オファーを断ったと報じられた。マルーン5には、キャパニックを支持する姿勢を示して出演を辞退するべきだとの署名が10万人以上から寄せられていた。

 一方、膝つき抗議をする選手を「くそ野郎」と呼び、解雇するべきだと主張していたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はこの日、数百万人の視聴者がスーパーボウルの開始を待つ中、米CBSテレビのインタビュー番組で、息子にはアメフトよりサッカーをしてもらいたい、アメフトは「危険だから」とコメントした。(c)AFP