【2月4日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは3日、第25節の試合が行われ、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)がハットトリックを決めたマンチェスター・シティ(Manchester City)がアーセナル(Arsenal)に3-1で勝利し、首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差を暫定で2に縮めた。

 王者シティは先月29日、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)にまさかの黒星を喫したが、翌日に行われた試合で首位リバプールがレスター・シティ(Leicester City)と1-1で引き分けたため、難局を逃れていた。

 そしてシティは今節、今度はリバプールよりも1日早く試合を行うという日程のずれをうまく利用してプレッシャーを与えると同時に、前日に2位に浮上していたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を上回った。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「ニューカッスルに敗れた後、リバプールがレスターを下し、勝ち点差は7に広がると誰もが思った」とコメントした。

「しかし、シーズン終了まではいろんなことが起きるはずであり、難しい試合も多くなるだろう。それこそが真のプレミアリーグであり、それがどういうことなのか、そしてわれわれが何をしなければならないのかは皆さんのほうがよく知っているだろう」

「きょう最も重要だったのは、自分たちがなぜいいチームであるかを選手が証明したということ。ニューカッスル戦でのわれわれは自分たちらしくなかったが、少なくともきょうは立て直した」

 一方、リーグ戦でのアウェーゲームで6戦連続未勝利となったアーセナルは6位に転落し、同日の早い時間に1-0でレスターを下したマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を下回った。また、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権が与えられる4位につけるチェルシー(Chelsea)とは勝ち点3差となっている。

 アーセナルのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、「彼らの方が90分を通して上回っていたし、特に後半はそうだった」「目標を達成するには時間が必要であり、落ち着きと忍耐強さが求められる」と話している。(c)AFP/Ian WHITTELL