【2月4日 AFP】(更新)サッカーのイングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティ(Cardiff City)のアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手(28)を乗せた小型飛行機が消息不明となった事故で、英航空事故調査委員会(AAIB)は3日、機体の残骸が発見されたとAFPに明らかにした。

 サラ選手は1月21日夜、フランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からカーディフに移籍するため小型機でフランスから英ウェールズ地方カーディフ(Cardiff)に向かっていたが、機体はイギリス海峡(English Channel)のチャネル諸島(Channel Islands)付近で行方が分からなくなっていた。

 AAIBの報道官は不明機の残骸が発見されたと認め、4日に声明を発表する意向を明らかにした。

 サラ選手の父親、オラシオ(Horacio Sala)さんは機体発見の報を受け、「信じられない。悪夢だ」とテレビ局に語った。

 先週には、フランス北部ノルマンディー(Normandy)の海岸に、不明機のものとみられる座席用クッション2個が漂着していた。

 サラ選手の家族が不明機の捜索を依頼した企業の関係者はツイッター(Twitter)に、3日未明に不明機の残骸が見つかり、「海底に相当な量の残骸がある」と投稿した。(c)AFP