【2月4日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは3日、第25節の試合が行われ、マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)のゴールが決勝点となり、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がレスター・シティ(Leicester City)に1-0で勝利した。オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)暫定監督は、自身が就任してからの10試合で6ゴールを挙げるなど決定力を高めているラシュフォードを称賛した。

 ラシュフォードは9分、ポール・ポグバ(Paul Pogba)からの浮き球のパスを絶妙なタッチでコントロールしてからシュートを突き刺した。勝利したユナイテッドは4位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を2のままとした。

 スールシャール暫定監督の就任後、ユナイテッドが勝ち点3を挙げられなかったのは2-2で引き分けた前週のバーンリーFC(Burnley FC)戦のみであり、その快進撃の大きな要因となっているのは、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督の解任後に調子を上げているラシュフォードとポグバの活躍だ。

 スールシャール暫定監督は、「素晴らしいシュートだった」「(相手GKの)カスパー・シュマイケル(Kasper Schmeichel)と向き合うと、脚の間を狙いたくなるかもしれないが、あのシュートは素晴らしかった。彼は日に日に向上している」と語った。

「良い選手は互いを良い状態にするものだろう? このようなゴールは、選手のクオリティーによるものとしか説明できない」「ポールのパスも素晴らしく、シュートも見事だった。マーカスはあの前にも、もう1点決められた」

 一方のレスターは、ここ5試合のすべてでキックオフから11分以内に失点している。

 批判を浴びているレスターのクロード・ピュエル(Claude Puel)監督は、「狂っている。われわれは、試合開始直後の自分たちのクオリティーを十分に信じることができていない」と述べた。「その後は意図を持ってプレーし、ユナイテッドのようなチームを苦しめることだってできるのに」「後半は反撃のチャンスも多くあり、質の高いプレーを披露したからとてもがっかりしている」 (c)AFP/Steve MADELEY