【2月3日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2019)は2日、第1節の試合が行われ、スコットランドはイタリアに33-20で勝利した。ブレア・キングホーン(Blair Kinghorn)が同大会でハットトリックを決めた初のスコットランド選手となった。

 前半に2本、後半に1本のトライを奪い、同大会の前身であるファイブネーションズ時代を含めても、1989年のイワン・タカロー(Iwan Tukalo)氏以来30年ぶりとなるスコットランド人のハットトリック達成者となったキングホーンは英BBCに対し「チームとして、チャンスがある時はいちかばちかで勝負した。その中から何本かトライを決められて良かった」と語った。

 スチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)とクリス・ハリス(Chris Harris)もトライを決めたスコットランドは、これでシックスネーションズのホームゲームで7連勝。しかし、次週は昨季王者のアイルランドとの対戦となり、厳しい戦いになることが予想される。

 試合時間残り10分で33-3とリードしながら、イタリアに終盤に3本のトライを許して完勝を逃したグレガー・タウンセンド(Gregor Townsend)ヘッドコーチ(HC)は「アイルランドのような質の高い相手に対し、テストマッチであのように気を抜くことはできない」と語った。(c)AFP/Simon TURNBULL