【2月2日 Xinhua News】中国四川省のジャイアントパンダ保護研究センターで1月31日、2018年に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんがそろって登場し、間近に控えた春節(旧正月)に「かわいい祝福」を送った。

 同センター臥龍神樹坪基地にあるパンダ「幼稚園」では、スタッフが窓絵(窓に貼る切り絵細工)やツイレン(門に貼る縁起の良い対句)、福貼(壁に貼る「福」の字)、中国結び、小さな爆竹などの装飾を各所に飾り、年越し気分を作り出した。準備が終わると、かわいい赤ちゃんパンダを抱えた飼育員らが幼稚園に入ってきた。

 園内をよちよち歩きで探検し、春節気分満ちあふれる中で楽しそうに遊ぶパンダの姿に見物客の目は釘付けになった。

 中国ジャイアントパンダ保護研究センターでは昨年、25回の出産で31頭の赤ちゃんパンダが誕生した。うち、四川省の本部では27頭、広東基地および上海基地でも3頭が誕生した。マレーシアに貸与されている「鳳儀(フォンイ、Feng Yi)」も1頭の出産に成功するなど、ジャイアントパンダの繁殖は目覚ましい成果をあげている。(c)Xinhua News/AFPBB News