【2月1日 Xinhua News】リサーチ・コンサルティングサービス最大手のフロスト&サリバンはこのほど、「2018年中国ペット業界報告書」を発表した。報告書によると、中国のペット飼育世帯は過去5年で43.9%伸びている。中国ペット産業の市場規模は1722億元(1元=約16円)に達し、中国の飼い主がペットにかける年平均飼育費用は3969元だった。

 報告書は、中国ペット産業の概況、中国ペット産業消費者画像、中国ペット商品の消費状況、中国ペットサービスとペット生体消費状況の4部分で構成される。

 報告書によると、中国のペット飼育世帯数は2013年の6934万世帯から2018年は9978万世帯に拡大しており、5年間で43.9%伸び、中国では1万世帯当たりのペット飼育世帯比率は2013年の16%から22%に増えた。2018年末時点で、中国の猫飼育数は6700万匹、犬飼育数は7400万匹となった。また、1億1000万頭の他の動物が飼われているという。そのうち、魚介類は8400万匹、鳥類は900万羽、爬虫類は700万匹など、ペット飼育には多様化の特徴がみられる。

 膨大な数量のペットは絶えず市場規模を拡大させている。報告書によると、2018年、中国ペット産業の市場規模は1722億元に達したという。そのうち、ペット犬の市場規模は2018年末時点で985億元、ペット猫の市場規模は2018年末時点で602億元だった。業界関係者によると、ペット数の増加や飼い主の消費力向上に伴い、中国のペット市場は更に発展し、2023年までに中国ペット市場の規模は4723億元に達する見通しだという。

 近年、中国のペット生活水準が次第に高まっている。報告書によると、2018年、中国の飼い主がペット飼育にかける費用は平均3969元であり、ペット犬1頭当たりの年平均費用は4723元、ペット猫は3117元で、ペット犬に比べ、ペット猫の飼育コストの方が低い。

 報告書はまた、ネット通販がペット飼育の主な消費方式だと指摘。飼い主の89%はネットを通じてペット商品を購入しており、ペットフードは底堅い需要だという。ネットでペットフードを購入する飼い主は88.5%を占め、その他、日用品、ペット医療用品、ペット玩具、ペット美容用品、ペット医薬品・保健品と続いている。

 全体的に、中国のペット飼い主は中高所得化、高学歴化、中高階層化、若年化などの特徴がみられる。

 年齢層別では、「00後」(2000年代生まれ)の飼い主は2%、「90後」(1990年代生まれ)は48.1%、「80後」(1980年代生まれ)は35%、「70後」(1970年代生まれ)は10%を占め、若者がペット飼育の主力となりつつある。(c)Xinhua News/AFPBB News